【ディオール】マイクロサイズの「レディ ディオール」驚きの制作背景 – 伝統を宿す“極小バッグ”が出来るまで

ディオール

ディオール(DIOR)のアイコンバッグ「レディ ディオール」から、2021年6月に“マイクロサイズ”がデビューメゾンの伝統と、アーティスティック ディレクターマリアグラツィアキウリの遊び心を融合させた新作「レディ ディオール」マイクロ バッグは、熟練の職人なくしては実現できない、緻密な制作のもと誕生している

「レディ ディオール」マイクロ バッグの制作背景

  1. 「レディ ディオール」とは?
  2. “手のひらサイズ”のマイクロ バッグに?!
  3. 「レディ ディオール」マイクロ バッグが生まれるまで
  4. 詳細

「レディ ディオール」とは?

「レディ ディオール」561,000円
※2021年秋冬の新作「レディ ディオール」561,000円
※2021年秋冬の新作

エレガントな格子柄“カナージュ”ステッチをあしらったボディと、スタイリッシュなスクエアフォルム、そして「DIOR」のスペルを象ったチャームをシンボルに持つ「レディ ディオール」もともとは「カナージュ キュイール」という名で展開されていたが、ダイアナ元妃が一目ぼれしたという運命的な出会いから、ダイアナ元妃の愛称“レディダイアナ”にちなんだ現代の名称「レディ ディオール」へと改名それ以降、メゾンを代表するアイコンバッグとして、世界中の女性たちに愛され続けているディオール ハイヒール コピー

“手のひらサイズ”のマイクロ バッグに?!

ディオールのアイコンバッグが“手のひらサイズ”に、マイクロサイズの「レディ ディオール」など「レディ ディオール」マイクロ バッグ(12x10x5cm) 396,000円
© BRIGITTE NEIDERMAIR

そんな「レディ ディオール」は、これまでもシーズンごとに、タロット刺繍入り、ウルトラマットなど、実に多彩なデザインを展開してきたが、2021年6月に“手のひらサイズ”に再解釈したユニークな新作がデビューメゾンの輝かしい伝統を受け継ぎながら、マリアグラツィアキウリの遊び心をプラスしたマイクロバッグは、その愛らしい見た目でたちまち注目を集めた

「レディ ディオール」マイクロ バッグ(12x10x5cm) 396,000円「レディ ディオール」マイクロ バッグ(12x10x5cm) 396,000円

しかしサイズが小さくなったからといって、その制作過程は決して容易になるわけではないそれどころか、オリジナル以上に細かく、そして熟練した職人たちによる高度な技術を要しているのだ本記事では、そんな新生「レディ ディオール」マイクロ バッグの知られざる制作背景にフィーチャーアトリエを舞台に、気が遠くなるような作業から生まれる、新アイコンバッグの軌跡をたどる

「レディ ディオール」マイクロ バッグが生まれるまで

カナージュ パターンのステッチを厳選レザーに

ディオール(DIOR) レディ ディオール|写真2

「レディ ディオール」マイクロ バッグの物語は、オリジナル同様、上質なレザーを選別することからスタートその上に熟練した職人たちが精緻なステッチでカナージュ パターンを施していく

“マイクロ サイズ”のパーツをあしらって

ディオール(DIOR) レディ ディオール|写真3

本来の半分のサイズでありながら、オリジナルを忠実に再現するひとつひとつのステップは、高度な技術を持つ職人たちでさえ、いつも以上の注意深さが必要だもちろんバッグのサイズに合わせて、金具や取っ手をはじめとするパーツも“マイクロサイズ”へとアップデート限られたレザーのスペースの中で、“ずれ”が起きないように丁寧な手作業を加えていくディオール サングラス コピー

専用木箱でシルエットを形成

ディオール(DIOR) レディ ディオール|写真5

その後、「レディ ディオール」マイクロバッグは、専用の木型に沿って、アイコニックなスクエアフォルムへと形成される小さな小さな木型にレザーを合わせていく作業は、まるで“ミニボックス”を手で組み立てていくかのよう時には作業用の工具を駆使しながら、メゾンの伝統を宿すタイムレスなスクエアシルエットへと整えていくのだ

バッグの内部も忠実に表現

ディオール(DIOR) レディ ディオール|写真7

もちろんバッグ本体の外面だけでなく、その内側も細部にまでオリジナルを忠実に再現幅わずか12cmのバッグに対し、繊細なステッチを配したフラップポケット、メゾンの名前を刻んだラベルも丁寧にあしらっている

輝くメゾンのシグネチャーをプラス

ディオール(DIOR) レディ ディオール|写真1